日頃より温かいご支援、ご声援を賜りまして、誠にありがとうございます。
先日石川県金沢市で行われました、日本リーグ開幕節とあわせまして、試合開催日の翌日(4月21日)に能登半島へ行って災害復興ボランティアを行ってきました。
平日ではありましたが、それぞれの所属企業にご理解を頂いて、石川県出身の北京五輪金メダリストの坂井寛子さんと一緒に、呼びかけに参加可能だったチームの監督スタッフ・選手あわせて約120名が参加し、協力してボランティア活動を行いました。当日の様子をレポートさせて頂きます。
4月21日(月)ボランティア活動の様子
早朝6:00に金沢を出発し、2時間かけて集合場所の輪島市浦上町へ向かいます。
能登半島を北上していくほどに、道路がひび割れ、木々や電柱、標識が倒れ、家がつぶれたままの風景が広がっていました。
震災から13カ月あまりが経った今でもこの状況とは、道中から被害の大きさを目の当たりにしました。
輪島市浦上町へ到着し、坂井寛子さん、今回わたしたちの受け入れにご尽力いただいたボランティア団体の方々と合流し、さらにここから車で上大沢町へ30分かけて移動します。
上大沢町へ到着し、現地の方々に現状を教えて頂きました。
まだ電気も水道も復旧しておらず、住める状態ではないけれど、仮設住宅から通いながら復興作業を進められていること。そして今回は、まず住宅やお墓周りの泥土を撤去し、元の姿を取り戻すことで、住民の人が帰ってこられるような状況にしたいという願いのもと、私たちが作業をお手伝いします。
シトリンはお墓周りの土砂の撤去と、その周りの水路の泥撤去を行います。
それではいざ、作業開始!
みんな協力して、黙々と土砂を撤去していき、最初とは見違えるほど、キレイになりました。
次は側溝の泥撤去です。
チームの垣根を越えて協力すると、作業もどんどん進み、予定にはなかった場所までお手伝いすることもできました。
作業終了後は、お借りした道具を全員協力して川で洗いました。
半日という短い時間でしたが、総勢約120名のスタッフ、選手が作業を行った結果、現地の方々、そしてボランティア団体の方に、「景色が変わった!」と喜んでいただき、来ることができて本当によかった、と心から感じました。
終了時間まで残ったみんなで最後は「能登ポーズ」で記念撮影をし、解散となりました。
現地へ行ってみないとわからない、悲惨な現状がそこにはありました。
でも現地の方々は、またここに戻ってくるんだという思いでいらっしゃいます。
能登の復興はまだまだこれからです。
私たちの活動が、少しでも支援の輪に繋がることを、心から願っています。
この経験を、これからの一人ひとりの人生の、新たな糧としていきます。
このような貴重な機会を頂きました関係者の皆様、誠にありがとうございました。